加圧シャツ「トランスフォーマー」の効果・半袖の有無など徹底解説

「トランスフォーマー」は、第一出荷分5万枚が6日で完売したという実績を持つ、満足度97％、リピート率86％の人気の加圧シャツです。

正確には「トランスホーマー」なのですが、「トランスフォーマー」という名称で浸透しているので、この記事では「トランスフォーマー」という表記で統一しています。

「トランスフォーマー」は他の加圧シャツと同様、加圧による筋トレ効果と、姿勢矯正による体幹トレーニング効果により、筋肉がつきやすく、脂肪がつきにくくなる効果があります。

加圧シャツとしての効果は、他の加圧シャツと同じです。

「トランスフォーマー」だけの効果というものはありません。

「トランスフォーマー」のメリット

「トランスフォーマー」のスパンデックスの配合量は、正面10％、背面20％と、他の加圧シャツと比較してもかなり多いほうです。

詳しくは後述しますが、スパンデックスは加圧シャツの加圧力を生み出している素材なので、スパンデックスの配合量が多いのはメリットだといえるでしょう。

スパンデックス配合量ランキング

「トランスフォーマー」のデメリット

正直、公式サイトがめちゃくちゃ怪しいです。

公式サイトでは、「アメリカボディメイク協会（A.M.B.S.）」の会長ロバート・エヴァンスさんも「トランスフォーマー」を大絶賛しているとのことですが、「アメリカボディメイク協会」なんて聞いたことがありません。

ググっても出てきません。

また、「トランスフォーマー」が掲載されたという米国ビルドアップ誌「muscular」。

これも聞いたことがありませんし、やはりググっても出てきません。

どちらも存在しない、捏造である可能性があります。

それと…

一部伏字になっていますが、「楽天市場」や「amazon」で1位を獲得したのであれば、伏字にする必要はありません。怪しすぎます。

こうなると、加圧シャツ自体についても本当のことが書かれているのか不安になりますね。

「トランスフォーマー」のサイズは「フリーサイズ」のワンサイズのみです。カラーはブラックのみ。

「フリーサイズ」というだけあって、他の加圧シャツの「Mサイズ」〜「Lサイズ」と同等のサイズです。

また、加圧シャツの中ではめずらしい「長袖」です。

反対に「半袖」は取り扱っていません。

「トランスフォーマー」は、正面と背面で素材の配合量が違う、めずらしい加圧シャツです。

正面はナイロン90％、ポリウレタン10％で、背面はナイロン80％、ポリウレタン20％です。

詳しくは後述しますが、ポリウレタンは「スパンデックス」という弾性繊維で、加圧シャツの加圧効果を生み出している素材です。

正面と背面、平均して15％という配合量はかなり多いほうで、「金剛筋シャツ」に次ぐ配合量です。

これらに、高い保温性と発汗性を持つ「ゲルマニウム」、同様に発汗作用のある「チタン」、雑菌増殖防止と消臭効果のある「銀」が配合されています。

「トランスフォーマー」は1枚3,980円です。

3枚以上のセットであれば送料無料になりますが、まとめ買いによる割引はありません。

まとめ買いで安くなる加圧シャツは他にたくさんあるので、まとめ買いの割引がないというのは、とても残念ですね。

公式サイトの信憑性は低いですし、まとめ買いで安くなるわけでもないので、「トランスフォーマー」を選ぶメリットはほとんどありません。

強いていえば、スパンデックスの配合量が多いので、加圧力は強いのですが、加圧力も「金剛筋シャツ」に劣ります。

「絶対に買うな！」とは言いませんが、「もっといい加圧シャツはたくさんある」ということは伝えておきたいです。